日本人であることの誇り…….
今日で、東日本大地震発生より1週間が経ちました。
連日繰り返される被災地のニュース。心が痛む話題が多い中、こんな記事を見つけました。
大震災、最悪の状況下でも他人を気遣う日本人のマナーを称賛―米紙
東日本大地震のニュースは米国やオーストラリアでも報じられている。
米ロサンゼルス・タイムズ紙は、大地震の最悪な状況下でも、日本人は他者を気遣うマナーを持ち合わせていると称賛している。
同紙は、1人の女性が本棚の下敷きになり足首を骨折しながらも、救急救命士に迷惑をかけたことを謝罪し、自らの救助より優先すべきことがあるかを尋ねたというエピソードを報じた。危機のとき、このような礼儀正しい振る舞いは国を共に支え、結びつきを高めると述べている。
また、豪ノーザン・スター紙は、訪日していた豪サザンクロス大学のバーデン・オフォード教授が地震の時の様子を、「地震後の東京は異様な雰囲気で、通りにいる人々はとても静かだった。東京のインフラは災害のために良く準備されており、またこのような苦難の中でも人々は信じられないほどマナーが良く、礼儀正しく助け合っていた」と語ったと伝えている。
またお隣の中国からも......
震災でも秩序保つ日本人、「人に迷惑かけない」精神=中国報道
■災害が起こっても、自主的に秩序を保つ日本人
記事はまず、地震発生の11日の東京都内の状況に注目。電車が止まったために多くの人が徒歩で帰宅することになったが、「きちんと順序よく歩き、騒ぎはなかった」、「道路は渋滞したが、クラクションを鳴らす自動車はなかった」として、「巨大な無声映画を見ているような感じすらした」と報告した。
バス乗り場でも数百メートルの行列ができたが、「係員の仕事は列の最後尾の場所を教えることぐらい」「『列に並ぶように』などの強制はまったくなかったにもかかわらず、すべての人が行列してバスを待った」と報じた。
被災地の様子は、一般ユーザーによるインターネットへの投稿を紹介。「数百人が集まった避難場所で、スタッフが走り回って毛布や湯、ビスケットを用意した。男性は女性を助けた。(人々が集まる場所で)たばこを吸う人は1人もいなかった。救援物資の配布は3時間で完了したが、ごみひとつ、落ちていなかった」と、人々が秩序を維持し、助け合いながら配布を受けた様子を紹介した。
■「人に迷惑かけない」常識が、身勝手と混乱を防止
記事は、「人に迷惑をかけない」ことを重んじる日本人の考え方に注目。小学校でも「人に不愉快な思いをさせない」、「人に心配をかけない」、「人をいらいらさせない」などと教育していると紹介した。日本人の自らを律する精神や、「所かまわずたんやつばを吐かない」、「大声で騒がない」、「行列に割り込みをしない」、「ごみを勝手に捨てない」などの特色も「人に迷惑をかけない」の精神が生み出したものと解釈できると論じ、「少数ではあるが『細かいことにこだわらない人』もいる。しかし、周囲の状況を察して、自らを律するようになる」と記した。
「震災で家族や親友が命を奪われた場合でも、日本人は大声で泣くことが少なく、静かに運命を受け入れる」、「自分が救出された場合、『ありがとうございました』と言うのではなく『申し訳ありませんでした』と言う人が多い」と紹介し、「他人に迷惑をかけてならないとの精神が強くあらわれるのだ」との見方を示した。
連日暗いニュースが多い中、こんなニュースには励まされますよね☆彡
戦争が終わって66年........敗戦から見事に立ち直り、世界をリードする先進国となった日本.......
その日本人の忍耐強さ、勤勉さ、知性は今も受け継がれているのですね。
しかしその半面、こんな記事もあるのです(>_<)
震災詐欺か県警が注意呼びかけ静岡
東日本大震災で、静岡県内の家庭に義援金募集などをかたった不審電話が相次いでいることが分かった。静岡県警生活安全企画課は「不審な電話があったら、最寄りの警察に相談してほしい」と注意を呼びかけている。
同課によれば、12、15の両日、県中部の家庭に「震災の避難地確保のため寄付して」「自宅に取りに行くので義援金の協力をお願いします」などと詐欺と思われる不審な電話があった。いずれも男の声で、「日本福祉協会」や「日本福祉社会協会」など実在しない団体名を名乗っていたという。避難を呼びかけたほか、振込口座を指定したケースもあった。
同課は「自宅からおびき出して、留守宅を狙う空き巣狙いも考えられる」と注意を呼びかけている。
日本人であることの誇りは忘れないで!!