「善意の物資」行き場なし(?_?)
先日、新聞でこんな記事を見つけました。
こちらは大阪市の場合ですが、他の地域も同じ状況ではないかと思われます。
「必要物資、震災直後から変化」
東日本大震災の被災者支援のため、大阪市が市民から集めた救援物資の多くが、被災地に届けられないまま大量に保管されている。
震災直後に被災地から要請された物資は、発送する時点では、すでに必要とされていなかったのが理由だ。
せっかくの善意が生かされない形になっており、市民からは市の対応のまずさを批判する声も上がりそうだ。
タオル9万枚、おむつ17万枚...
市は現地の要望を地震直後に聞き取り、3月22日から物資の受け付けを新品の5品目に絞って開始。
4月7日までに毛布3593枚、タオル10万177枚、ウエットティッシュ2万7621個、紙おむつ19万9073枚、水(ペットボトル入り)8566本が集まった。
市は岩手、宮城、福島県に必要な品目と数を問い合わせたが、要望は少なかった。
3月31日から5回に分けて発送を始めたものの、結局、毛布約2800枚、タオル9万8000枚、ウエットティッシュ1万5000個、紙おむつ17万1000枚――と寄せられた物資のほとんどが余り、水は全てが残った。
体育館で山積みになった市民からの救援物資(大阪市北区)
阪神、淡路大震災の時も、結局余った物資が破棄されてしまったそうで、神戸市は現金を募ったそうです。
ゴールデンウィーク中は、被災地入りするボランティアも、かえって交通渋滞を招いたりするため、規制しているそうです。
しかし、今でも毎日「救援募金」を募る記事や、「募金箱」を至るところで目にします。
やはり「現金」の支援は必ず役に立つ!!ということを、改めて感じた記事でした。
個人的には以前から、いろんなお祝い事などでも品物ではなく「現金派」です。
送った方が必要なものに使えるからという理由からです。
確かに味気ないような気はしますが・・・ね(-_-)
最終的には、「一人一人ができる範囲での現金での支援は、行き場がなくなることはありません!!」
もちろんボランティアなどの「善意の心」のように直接的な支援ではありません。
お金ではなく、人の力が必要な場面も、たくさんあります。
人の温かさは、心を癒します。
しかし、現金での支援であっても、間接的には必ず役に立つのです・・・!!
間接的な支援であっても、気持ちは同じではないでしょうか?
みなさんはどう思われますか?