結婚して知らない土地に嫁ぐということ~夫の心構え~
「知らない土地へ嫁ぐ」というと何か古い言い方になりますが、つまりは、生まれ育った土地から全く違った環境の土地で、結婚生活をスタートさせるということです。
例えば、「関東出身の女性が、関西へ」「関西出身の女性が、関東へ」ということです。
もちろんこの二つだけではなく、例えば、大阪と京都、北大阪と南大阪という近距離であったとしても同じです。
結婚して知らない土地に嫁いだ妻の心境と行動
妻が、知らない土地での生活になかなか馴染めず、実家へ帰ったところ、故郷の居心地がとてもいいので、また夫のいる土地へ帰るのが、億劫になり、そのまま長期別居になるというケースです。
当事務所のご相談者さまも、こちらのケースに該当する方が、非常に多いです。
ご相談のケースは、その中でもさまざまで、「妻が帰ってこないという夫」「もう夫のいる家には帰らないという妻」また、お子様を妻の実家へ連れて帰るという本格的なケースもあります。
夫に気をつけて欲しいこと・心構え
私が、いつも感じることですが、「妻は寂しい」のです。
誰も知らない土地で、友人も誰一人いない、馴染みのない方言に囲まれ、細かな生活環境の違いにとまどい、実家にちょくちょく帰ることもできない。。。
しかし夫は、会社中心の生活で、休日に妻と出かけることもなく。
夫は、毎日仕事があり、その中で、友人や仲間、また幼馴染なんかもいたりして。。。
「妻は寂しいのです。」
どうか、どうか、夫達は、「見知らぬ土地へ嫁いだ妻」をいたわってください!
もっと、もっと、夫婦で過ごす時間を作って下さい。
同じ地元同士の夫婦とは、明らかに「妻の寂しさ」が違います。